「ふりかけ」実は健康に向き合った結果なんです
★食生活★
人の食生活と言うのは日々変化していきます。
まー
人は生きている限り食べ続けなければいけないわけで
そして食べ物と言うのも 季節やすむ環境、時代など
様々な要因によって異なってくるから
仕方がないと言えば仕方がないですよね。
そう!
自分の食べ物が日々変化すると言うのは
仕方がないことなのですけど…
それと同時に気を付けなければいけないことと言うのもあります。
それが栄養!
例えば今までは野菜中心の食生活だったからあまり考えなかったけど…
とあるきっかけで肉中心になりなんてことが長く続くと
どうしても栄養面で片寄ってくる可能性が大きくなります。
それを昔の人はどのように解決したのか…
みなさんは知っていますでしょうか?
★文明開化★
みなさんご存じの通り日本の江戸時代と言うのは
鎖国と言われる基本的には外国の影響を受けない政策がとられていました。
ですが長い間で時代が変化にするにつれて
日本は開国と言う流れに至り 外国の文化を受け入れていく流れ
即ち文明開化を行っていくことになるのですが…
その文明開化の中の一つに
食生活の変化と言うのがあげられるのをご存じですか?
具体的に言うと牛肉の普及と言うやつです。
江戸時代の日本人と言うのは野菜や魚が中心の食生活で
基本的には獣の肉と言うのは食してきませんでした。
ですが開国を迫ってきたアメリカやヨーロッパの方達の文化では
肉を食べる行為と言うのが普通に行われています。
そこで開国をしたら
当然アメリカやヨーロッパの文化が入ってくるわけで
そうなると肉を食べる文化と言うのも
日本の中に入ってきました。
何でもそうだと思いますが…
新しい流れって言うのは色々な人が興味を持つと思います。
特に今回は人であれば誰でも行う食べると言う行為。
そんな感じで肉を食べると言う文化は一気に広まっていくのですが…
そこで生じたのがカルシウム不足。
今まで魚を骨ごと食べる習慣がついていた日本人。
肉の部分だけを食べるようになりカルシウムが不足したと言います。
★解決策は?★
最初は目立たなかった問題も
一人二人と人数が増えていくと深刻な問題となってきます。
同じようにカルシウム不足の人数も増えてきて
何としなければいけないと考えた一人の薬剤師がいました。
名前は吉丸末吉氏で職業は薬剤師です。
そして彼がとった方法と言うのは
[魚の骨を砕いてご飯にかけて食べる]
と言う方法だったわけです。
そう!
彼がそのとき考案したのが後に
「ふりかけ(商品名:御飯の友)」
だったと言うことです。
※ちなみにですが、当時のカルシウム不足。
これは私個人の意見なので合っている保証はありません。
一般的には魚の不足が主な原因とは言われていますが…
白米の普及と言うのも原因の一つだったのではないかと思います。
何故か?
徳川10代将軍の家治の死因が脚気だと言われていて
それは白米が原因ではないかとも言われているからです。
家治の当時は民衆は玄米が主流だったとも聞きます。
それに食料の種類と言うのも今ほど豊かではなかったのは明白です。
こういった状況から白米が徐々に民衆に普及していき小さな発火装置として燻っていたのも背景にはあったのではないかと考えます。
★最後に★
いかがでしたでしょうか。
「ふりかけ」の起源について 実は本日ふりかけの発案者、吉丸末吉氏の誕生日と言うことで国際ふりかけ協議会が定めた「ふりかけの日」と言うことになっているようです。
現代ではカルシウム不足を感じたらサプリメントを考える人が多いかと思いますが…
当時は「食べる=食事」と言う考えがあったのかもしれません。
見方によってはサプリメントの元祖ともとれるかもしれません。
ちなみに御飯の友は1934年に食品会社でお馴染みのフタバが引き継いでいます。
最近では減塩タイプもあるようですね。
と言うところで本日の更新はここまでにしようと思います。
それではまた!
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